安全基準について Safety
About Safetyしゃぼん玉の安全性について
口で直接吹くしゃぼん玉は、幼児から年齢を問わず
幅広い世代の方々から支持を得ています。
だからこそ「安全性」については慎重でなくてはなりません。
現在、しゃぼん玉の安全基準は、
「全国シャボン玉安全協会」と「(社)日本玩具協会」の協議により、
安全基準を決定し、商品ごとに検査を行い、
合格商品には『STマーク』が表示されています。
友田商会では用途・商品に合わせ
各検査基準(※ST・食品衛生法・CE-EN71)を採用しております。
MANUFACTURING STANDARDしゃぼん玉製造基準とは
01適応範囲
この基準は、シャボン玉遊びに属するすべての玩具について規定する。
02品質
試験方法によって試験紙、次の規定に適合しなければならない。
容器・部品等については、玩具安全基準に適合していること。
試験項目 | 規定値 | |
---|---|---|
ストロー式しゃぼん玉(2) | ストロー式以外のしゃぼん玉 | |
界面活性剤相当分(1) | 3%以下 | 3%以下 |
蛍光増白剤 | 検出してはならない | 検出してはならない |
重金属 | 検出してはならない | 検出してはならない |
しゃぼん液の容量 | 30ml以内 | 600ml以内 |
全国シャボン玉安全協会とは
全国シャボン玉安全協会は、シャボン玉玩具の品質向上と、安全性確保を図ることを目的とする団体です。
同趣旨に賛同し、日本国内で製造を行っている会社より構成されています。
推奨マーク制度とは
シャボン玉の安全を最優先に考え、「当協会会員」と「玩具取り扱い専門の第三者」により安全基準を検証し業界の自主安全基準に適合している商品のみ、推奨メークの表示を認めております。
OUR STANDARDS友田商会の「+する安全」
友田商会では用途・商品に合わせ各検査基準(※ST・食品衛生法・CE-EN71)を採用しております。
またST基準をはじめ各安全基準に適合しているということが、必ず安全と思うことはなく、シャボン玉液の全原料・拭き具など口にする可能性のあるパーツに限らずほぼ全てを国内で企画・仕入れを行い、生産の工程を本社のある福岡県で行っております。
シャボン玉液はSTの基準とする海面活性剤濃度3.0%以下をより低い濃度を保ちより低刺激で自然界に優しい分解性の高い原料を使用し開発・製造を行っております。
100%の安全はありません、試飲等、友田商会で製造されたすべての商品を使用し起こりうる事を想定し、フリーダイヤル「シャボン玉相談室」を設けて表示を行っております。
直接お客様のご相談に「シャボン玉のプロ」が対応できる体制を準備しております。
PLANNING & QUALITY CONTROLl企画開発と品質管理
常に商品を手に取り遊んでいただく方の「笑顔」を頭の中に描き商品開発をしております。
その生命線となるシャボン玉液はベースとなる「水の種類」にはじまり「原材料」とその相性、そして外的な「時間経過」「高温・低温」「外光などの影響」など保存方法に起因する性能維持。
各パーツを含む「試飲時の安全性」を含め、シャボン玉のプロとしてより「楽しかったな」「買って良かったな」と思っていただけるような製品を過去の知見から活かし、液・商品の開発、表現方法、シャボン玉の魅力を提案・供給してまいります。
安全基準へのコメント
一般的に、しゃぼん玉液は『界面活性剤』と『増粘剤』からできています。
使用される『界面活性剤』は、ご家庭で使用されるシャンプーの原料と同類のものが多いようです。
通常市販されているしゃぼん液では、この『界面活性剤』の含量が3%以下とごく少量に制限されており、残りの97%以上が『水』となっております。
小さなお子さんが誤飲した場合、大変ご心配だと思いますが、原料のラット検査や当社の50年以上の経験から考察しても、大事故につながる心配はないと思われます。
なお、大量の誤飲を防ぐ為に1容器の容量を30ml以内と規定しました。
しかし、しゃぼん製造器具の進歩やお客様からのご要望により、液を大量に必要とする商品も現れており、そういった特殊な商品に限っては、従来の直接口にくわえて吹くストロー式タイプとは区別して、600ml以内となりました。
(例:巨大リングや電動タイプ・ピストル式など大きいものや連続して沢山のしゃぼん玉を作る商品など)
誤飲時の対処法 | |
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誤飲の場合 |
30分前後口の中に苦みが残ります。 下痢をしない程度に、水やジュース・牛乳等を飲ませてください。 |
目に入った場合 |
目薬かきれいな水で洗い流してください。 痛み等が残った場合、医療機関へご相談ください。 |